書誌事項
- タイトル別名
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- Surgical experience of surfer's ear (external auditory canal exostosis)
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説明
サーファーズイヤー(外耳道外骨腫)は,長期にわたる慢性的な冷水刺激が外耳道に加わることにより,骨部外耳道に生じる骨増殖性隆起である。当教室では,2009年7月から2015年7月までの6年間に,8例13耳のサーファーズイヤー手術症例を経験した。手術は全例耳内切開で行い,合併症はなく良好な結果を得た。1症例を提示し手術手技を詳述した。外耳道では過剰な骨削開により,前壁では顎関節包,後方では乳突蜂巣,および顔面神経を損傷するリスクがある。特に顔面神経の走行は,鼓膜輪との位置関係にバリエーションがあり,外耳道外骨腫の手術合併症予防の観点から,手術手技に関する文献的考察を加えた。
収録刊行物
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- 頭頸部外科
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頭頸部外科 27 (1), 11-16, 2017
特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205284182528
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- NII論文ID
- 130005998644
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- ISSN
- 1884474X
- 1349581X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可