• 児玉 悟
    大分大学医学部耳鼻咽喉科頭頸部外科

書誌事項

タイトル別名
  • ―基本と上達のポイント―

この論文をさがす

説明

鼻中隔矯正術は耳鼻咽喉科頭頸部外科医にとって,基本的な手術手技である。大切なことは内視鏡下に良い視野で手術を行うことであり,内視鏡を保持し,視野を確保し,適切な位置に粘膜切開を行い,軟骨膜を確実に切開した上で,軟骨膜下に鼻中隔軟骨から粘膜剥離を行い,ワーキングスペースを広く作成する。これらのステップは鼻中隔矯正術のルーティンであると言っても過言ではない。症例や病態に応じて,適切な術式を選択し,丁寧に手術を行っていくことが重要である。

収録刊行物

  • 頭頸部外科

    頭頸部外科 26 (2), 163-167, 2016

    特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会

被引用文献 (2)*注記

もっと見る

参考文献 (3)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ