書誌事項
- タイトル別名
-
- Grunenwald approach for the area around the internal jugular vein angle
- ―胸骨切開・胸骨除去との比較―
- ― comparison with sternotomy or removal of the bony thorax
この論文をさがす
説明
頭頸部腫瘍が上縦隔外側の比較的限定した部位に進展した際に,頭頸部外科領域で頻用されているL字切開では十分な視野が得られず,骨除去術では術後の形態機能障害が問題となる。胸鎖関節周囲の骨を一時的に挙上して手術後に再固定するGrunenwald法はこれらの問題を解消できる優れた手術法であるが,頭頸部外科領域での本術式の使用報告は皆無に近い。今回,内頸静脈角から鎖骨下静脈・無名静脈にかけての処理が必要であった頭頸部腫瘍の2症例に対してGrunenwald法によるアプローチを行い良好な結果を得た。本法と胸骨切開・除去術とで得られる術野の比較を中心に本術式の利点を報告する。
収録刊行物
-
- 頭頸部外科
-
頭頸部外科 26 (3), 431-436, 2017
特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205284956672
-
- NII論文ID
- 130006182210
-
- ISSN
- 1884474X
- 1349581X
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可