書誌事項
- タイトル別名
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- モウドウケン ノ ヘイキン シボウ ネンレイ ニ ツイテ
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抄録
盲導犬は酷使されるので寿命が短い、という話を聞くことがあるが、この話は科学的な根拠はない。今回、日本に9つある盲導犬育成施設のうち8つの施設より、盲導犬として実働していた犬の447例の死亡年齢を調査する機会を得ることができた。その結果、これらの平均寿命は12歳11カ月であり、死亡年齢が15歳を超える割合は28%だった。そのうちラブラドールレトリバーの平均は13歳3カ月、ゴールデンレトリバーでは11歳5カ月であった。死亡年代別の平均死亡年齢は、80年代で11歳、90年代で12歳3カ月、2000年代では13歳7カ月であり、いずれも家庭犬の平均寿命についての調査に比較して高いことが明らかになった。
収録刊行物
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- 日本補助犬科学研究
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日本補助犬科学研究 1 (1), 60-63, 2007
日本身体障害者補助犬学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205286924032
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- NII論文ID
- 130004951258
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- NII書誌ID
- AA12316765
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- ISSN
- 18823084
- 18818978
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- NDL書誌ID
- 10433208
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可