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- 佐伯 秀久
- 日本医科大学皮膚科
書誌事項
- タイトル別名
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- Topical Treatments for Patients with Atopic Dermatitis Based on Revised Guidelines
- アトピー性皮膚炎患者の外用療法 : 改訂ガイドラインに基づいて
- アトピーセイ ヒフエン カンジャ ノ ガイヨウ リョウホウ : カイテイ ガイドライン ニ モトズイテ
- -改訂ガイドラインに基づいて-
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抄録
<p> アトピー性皮膚炎の炎症に対してはすみやかに,かつ確実に鎮静させることが重要であり,そのために抗炎症外用薬であるステロイド外用薬とタクロリムス軟膏をいかに選択し組み合わせるかが治療の基本である。急性期の治療によって寛解導入した後は,ステロイド外用薬やタクロリムス軟膏を定期的に(週2回など)塗布し,寛解状態を維持するプロアクティブ療法が有効である。また,抗炎症外用薬による治療で皮膚炎が寛解した後に,保湿外用薬を継続して使用することも,寛解状態の維持に有効である。さらに,保湿外用薬によるバリア機能の改善は,アトピー性皮膚炎の発症予防にも有効であることが最近示された。</p>
収録刊行物
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- 日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会雑誌
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日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会雑誌 10 (3), 183-189, 2016
一般社団法人 日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205287866880
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- NII論文ID
- 130005263118
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- NII書誌ID
- AA12292226
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- ISSN
- 21897085
- 18820123
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- NDL書誌ID
- 027587901
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可