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- 西村 眞一
- 岐阜大学応用生物科学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Study of the Effect of Specimen Shape in Direct Tension Tests on Cohesive Soil
- ネンセイド ノ チョクセツ ヒッパリ シケン ニ オケル キョウシタイケイジョウ ノ ケントウ
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説明
フィルダムで生じる水圧破砕の原因の一つである亀裂の発達条件を検討する上で,築堤材や基礎部分の引張側の強度特性を知ることは重要である.硬い岩などでは円柱供試体の両端をチャックで固定し,直接引張力を作用させることができるが,岩に比べ強度が小さい粘性土においては同様の方法を用いることはできない.そこで,本研究では圧縮試験に用いる円柱型供試体をI字形に成形し,試作した引張試験用ペデスタルを用いて引張力を直接作用させる引張試験を行った.また,有限要素法により供試体内部に生じる応力を算出し,直接引張試験に有効な供試体形状について検討した.その結果,I字形状からさらに中央部のみを細くした供試体で良い結果が得られた.
収録刊行物
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- 農業農村工学会論文集
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農業農村工学会論文集 77 (5), 469-474, 2009
公益社団法人 農業農村工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205287905024
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- NII論文ID
- 10025641738
- 130004555047
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- NII書誌ID
- AA12240517
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- ISSN
- 18847242
- 18822789
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- NDL書誌ID
- 10486484
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可