有機資材投入によるメタン発酵消化液施用土壌の窒素動態の変化
書誌事項
- タイトル別名
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- Changes of Nitrogen Dynamics in a Soil Amended with an Anaerobic Digestion Effluent by Organic Material Application
- ユウキ シザイ トウニュウ ニ ヨル メタン ハッコウ ショウカエキシヨウ ドジョウ ノ チッソ ドウタイ ノ ヘンカ
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抄録
有機物のメタン発酵処理後の残渣物(メタン発酵消化液;消化液)は,特にアンモニウム態窒素(NH4-N)を多く含むため速効性肥料としての農地利用が期待される.しかし,同時に消化液施用土壌からの硝酸態窒素(NO3-N)の溶脱が懸念される.そこで本研究では,土壌への有機資材投入が消化液由来の窒素の動態,特に溶脱量に与える影響をカラム実験で調査した.積算溶脱NH4-N量は有機資材投入による影響を受けなかった.有機資材のおが屑と剪定枝の投入は,消化液からの投入N量に対するNO3-N溶脱率をそれぞれ16%と22%減少させた.有機資材にNO3-Nが物理的に保持されたことや,実験後の土壌でバイオマス量が増加したことから有機資材投入により窒素が有機化されたことが,土壌からのNO3-Nの溶脱量低下に貢献したと示唆された.
収録刊行物
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- 農業農村工学会論文集
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農業農村工学会論文集 82 (4), 183-190, 2014
公益社団法人 農業農村工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205288760576
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- NII論文ID
- 130005095606
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- NII書誌ID
- AA12240517
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- ISSN
- 18847242
- 18822789
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- NDL書誌ID
- 025796386
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可