2眼式立体映像による現代美術作品撮像のパンフォーカスに関する検討

書誌事項

タイトル別名
  • The Study of Pan-Focus for Shooting Contemporary Art Works by Field-Sequential Stereoscopic Images

抄録

現代美術作品を立体映像で撮像するにあたり、作品の形式や傾向によっては、既存のコンテンツ制作技術では十分に対応できないこともある。たとえば、現代美術のひとつの傾向に、「サイトスペシフィック・アート」「アースワーク」などと称される、大地や野原、都市の路上などの景観を重要視して作品を設置する作品形式がある。既存の立体映像コンテンツはパンフォーカスで撮像されるケースが大半を占めるが、この撮像手法は、そのような美術作品に対しても有効なのか。あるいは、その種の作品は、作品(近景)と風景(中・遠景)とのバランスをどのような焦点および被写界深度で撮像するのが適切なのか。そこで主観評価実験を行ったところ、パンフォーカスという撮像手法は必ずしも妥当ではないと示唆された。

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参考文献 (1)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205289075328
  • NII論文ID
    130004951773
  • DOI
    10.3756/artsci.1.111
  • ISSN
    13472267
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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