製品安全知識の社会技術化

  • 加藤 省吾
    東京大学大学院 工学系研究科化学システム工学専攻
  • 水流 聡子
    東京大学大学院 工学系研究科化学システム工学専攻
  • 飯塚 悦功
    東京大学大学院 工学系研究科化学システム工学専攻
  • 藤井 健人
    住友化学株式会社 愛媛工場新居浜第一製造部
  • 岡元 大輔
    東京大学大学院 学際情報学府学際情報学専攻
  • 下野 僚子
    東京大学大学院 工学系研究科化学システム工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • SOCIO-TECHNOLOGIZING OF CONSUMER PRODUCT SAFETY KNOWLEDGE
  • 製品安全知識の社会技術化 : 石油ストーブのトラブル情報分析による製品安全設計と使用者への安全教育
  • セイヒン アンゼン チシキ ノ シャカイ ギジュツカ : セキユ ストーブ ノ トラブル ジョウホウ ブンセキ ニ ヨル セイヒン アンゼン セッケイ ト シヨウシャ エ ノ アンゼン キョウイク
  • PRODUCT SAFETY DESIGN AND SAFETY EDUCATION FOR USERS BASED ON ANALYSIS OF TROUBLE INFORMATION ON OIL STOVE
  • 石油ストーブのトラブル情報分析による製品安全設計と使用者への安全教育

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抄録

製品自体や使用者の使い方の問題によって,様々な製品事故が発生している.安全・安心社会の実現のためには,製品事故の低減が不可欠である.事故防止には,使用者側,提供者側,事故対応側など,様々なプレーヤーのもとに散在しているトラブル情報や暗黙知を構造的に可視化し,再利用していくための社会技術が必要であるが,そのような方法論は確立していない.<br>本研究では,製品安全に関わる関係者から製品安全知識を抽出し,製品安全設計と使用者への安全教育にフィードバックを行いながら,製品安全知識を社会技術化する方法論の全体像を提案する.また,具体的な製品として石油ストーブを取り上げ,提案する方法論の適用例を示す.

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