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- 小玉 重夫
- 東京大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Performativity and the Afformative in Educational Reform : Toward the New Politics of Education(<Special Issue>Re-examining Education Reform)
- 教育改革における遂行性と遂行中断性--新しい教育政治学の条件
- キョウイク カイカク ニ オケル スイコウセイ ト スイコウ チュウダンセイ アタラシイ キョウイク セイジガク ノ ジョウケン
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抄録
1990年代以降の教育改革において「説明責任」とならんで重要な概念として浮上してきた「遂行性」は、学校や教師をアイデンティティの不安へと追い込み、シニシズムをもたらしつつある反面、多様なアイデンティティの構築可能性を含む「転用戦の場」でもある。さらに、遂行性にはらまれている「アイデンティティの固定化」という限界を超えるためには、遂行性を宙づりにしつつ、廃棄、刷新することを可能にする遂行中断性が重要である。この遂行中断性に、新しい教育政治学の条件を見いだすことができる。
収録刊行物
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- 教育学研究
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教育学研究 76 (4), 412-423, 2009
一般社団法人 日本教育学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205293348480
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- NII論文ID
- 110007521126
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- NII書誌ID
- AN00056578
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- ISSN
- 21875278
- 03873161
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- NDL書誌ID
- 10569840
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可