公立小中一貫校の動向にみる「カリキュラム・アーティキュレーション」の課題(<特集>学校間接続をめぐる問題と今後の課題)

書誌事項

タイトル別名
  • The Issue of "Curriculum Articulation" for Unified Compulsory Public Schools(<Special Issue>Problems and Challenges in School Articulation)
  • 公立小中一貫校の動向にみる「カリキュラム・アーティキュレーション」の課題
  • コウリツ ショウ チュウ イッカンコウ ノ ドウコウ ニ ミル カリキュラム アーティキュレーション ノ カダイ

この論文をさがす

抄録

本稿は、異校種間接続の先行例である公立中高一貫校の議論に着目して、現在の公立小中一貫校におけるカリキュラム・アーティキュレーションの課題を解明する目的をもつ。検討の結果、長期化する教育課程の編成原理の明示と検証、児童生徒への影響を把握する視点および手法、そして小中教員の職業アイデンティティの再構成を、それぞれ課題として指摘した。いずれの課題も、中高一貫校の法制化前後の議論と通底する。

収録刊行物

  • 教育学研究

    教育学研究 77 (2), 183-194, 2010

    一般社団法人 日本教育学会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ