日本社会における学校の受容と接続問題 : 起点としての1930年代の教育と社会(<特集>学校間接続をめぐる問題と今後の課題)

書誌事項

タイトル別名
  • The Origin of the Public Acceptance and Articulation of Schools in Japan : Education and Society in the 1930s(<Special Issue>Problems and Challenges in School Articulation)
  • 日本社会における学校の受容と接続問題--起点としての1930年代の教育と社会
  • ニホン シャカイ ニ オケル ガッコウ ノ ジュヨウ ト セツゾク モンダイ キテン ト シテ ノ 1930ネンダイ ノ キョウイク ト シャカイ

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抄録

学校接続問題は、学校による人間形成を自明としているが、そうした前提自体を対象とする視点が一方では必要とされている。本稿では、1930年代の初等教育の定着、さらに初等後教育への拡大に注目し、日本における学校による人間形成の定着を捉えるための整理の枠組みを示すとともに、青少年や家業、教師、教育実践などに即して学校受容の内側に触れ、戦後の6-3-3-4制の定着までの期間を連続的に捉えるための教育制度の社会史研究の検討課題を示したい。

収録刊行物

  • 教育学研究

    教育学研究 77 (2), 144-156, 2010

    一般社団法人 日本教育学会

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