導波モードセンサーを用いたインフルエンザウイルスの検出

DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

書誌事項

タイトル別名
  • Detection of influenza viruses with the waveguide mode sensor
  • 導波モードセンサーを用いたインフルエンザウイルスの検出 : 手のひらサイズの高感度センサーを開発
  • ドウハ モードセンサー オ モチイタ インフルエンザウイルス ノ ケンシュツ : テノヒラ サイズ ノ コウカンド センサー オ カイハツ
  • ― 手のひらサイズの高感度センサーを開発 ―
  • — Development of a palmtop sized sensor —

この論文をさがす

説明

我々はかつてシンセシオロジー誌[1]において、導波モードセンサーの開発を報告した。この論文では、波長掃引方式の開発や装置の小型化方法についての研究紹介を行うとともに、応用例としてインフルエンザウイルスH3N2とその他の亜型の識別が明確にできたことを報告する。また我々はシアル酸の吸着の違いによるH3N2型とH5N1型の識別が導波モードセンサーで可能であることを示した。イムノクロマトグラフィー、ELISA、SPRとの感度比較をH3N2 Udorn株を用いて行い、この中では導波モードセンサーが最も高感度であることを確認した。このような小型高感度センサーは感染症の国内への侵入防止に対する水際対策として空港、航空機内、アリーナ等で有効であると考えている。

収録刊行物

  • Synthesiology

    Synthesiology 8 (2), 97-106, 2015

    国立研究開発法人 産業技術総合研究所

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (4)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ