業務用ビデオゲーム表示技術の変遷

書誌事項

タイトル別名
  • Brief history of arcade video game display technologies
  • 業務用ビデオゲーム表示技術の変遷 : テレビ受像機への描画からリアルタイムグラッフィクスヘ
  • ギョウムヨウ ビデオゲーム ヒョウジ ギジュツ ノ ヘンセン : テレビ ジュゾウキ エ ノ ビョウガ カラ リアルタイムグラッフィクスヘ
  • — From CRT display technologies to real time graphics —
  • - テレビ受像機への描画からリアルタイムグラッフィクスへ -

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抄録

1970年代に本格化した業務用ビデオゲームは、さまざまな画像表示手法が投入され独自の進化をしてきた。「TTLロジック」による手法に始まり、「ビットマップ表示方式」によるスペースインベーダーの大ヒットを経て、業務用ゲーム独自の「スプライト表示技術」は市場を広げ、DSP等の高速演算機能を組み込んだ「リアルタイムポリゴン表示」等、他産業より数年早く新技術を投入活用してきた。そして、これら業務用ゲームの技術は、家庭用ゲーム、携帯電話コンテンツ、通信カラオケ等多くの産業に繋がっている。この論文では、これら業務用ビデオゲームの中心となる画像表示手法の進化とその背景を述べる。

収録刊行物

  • Synthesiology

    Synthesiology 6 (2), 93-102, 2013

    国立研究開発法人 産業技術総合研究所

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