書誌事項
- タイトル別名
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- Relationship between the Sense of Taste and Food Consciousness/Behaviors of Junior High School Students (Part II) : The View Point of Food Consciousness/Behavior
- チュウガクセイ ノ ミカク ト ショク イシキ ショク コウドウ ノ カンケイセイ ダイ 2ホウ ショク イシキ ト ショク コウドウ ノ シテン カラ
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抄録
本報では,中学生の食意識・食行動から彼等の食生活の実態を探り,第一報で報告した味覚の感受性と合わせて,食意識・食行動との関連を示した。1.「食意識・食行動の実態調査」では,(1)食意識については,「ファスト・流行性」「食へのこだわり性」「食文化・マナー性」の3因子が抽出された。(2)男女の食意識の比較では,男子は実質的な食事に関心があるものの,それ以外への関心は薄く,一方,女子は因子得点で表されている「ファスト・流行性」「食へのこだわり性」が高い結果であった。(3)食行動については,「健康情報性」「栄養・バランス性」「ファスト・濃厚味志向性」「間食志向性」「刺激味志向性」の5因子が抽出された。(4)男女の食行動の比較において,因子得点から考察すると,「栄養・バランス性」「間食志向性」に配慮した食行動は女子に有意に高く,反面「ファスト・濃厚味志向性」は男子が有意に高い食行動であった。2.「味覚の識別高群・低群における味覚と食行動・食意識との関連」では,(1)味覚の識別能の高低と食意識に関しては,関連はみられなかった。(2)味覚の識別能の高低と食行動については,味覚の識別高群は因子得点「栄養・バランス性」が高く,味覚の識別低群は因子得点「ファスト・濃厚味志向性」が高かった。(3)味覚の識別能の高低および男女比較については,識別低群男子は因子得点「ファスト・濃厚味志向性」において,高い食行動結果を示した。これら結果を総合すると,味覚感受性は食生活の総合的な結果として現れているのであり,健全な味覚能を養い保つためには,日常的に栄養バランスのとれた食物摂取とインスタント食品やファストフードに象徴されるようなファスト化された食品や濃厚な味の食品の過剰摂取を控える食行動が重要であることが示された。
収録刊行物
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- 日本家庭科教育学会誌
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日本家庭科教育学会誌 50 (2), 121-134, 2007
日本家庭科教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205295889792
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- NII論文ID
- 110007889377
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- NII書誌ID
- AN00187044
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- ISSN
- 03862658
- 24241938
- 03862666
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- NDL書誌ID
- 8882587
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可