旧住吉村の住宅地開発とその特徴
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of residential area of “Sumiyoshi-mura” and those characteristics
- 日本の近代萌芽期における郊外住宅地
- the residential suburbs area in the modem Japanese germination term
説明
旧住吉村は,明治末期頃の阿部元太郎による宅地開発事業で郊外住宅地の萌芽をみせたとされる。本研究は,旧住吉村の郊外住宅地形成過程と旧住吉村が郊外住宅地形成で果たした役割を考察したものである。その結果,旧住吉村は1900(明治33)年からはじまる実業家達の急激な土地取得により,郊外住宅地として萌芽をみせたと理解することができた。また,旧住吉村のコミュニティ施設は,すべて住民により計画され,村の中心部に集中することなく配された。コミュニティ施設設置の際旧住吉村は,出来るだけ村有地を無償提供した。旧住吉村は村有地をはじめとする村有財産を管理・運営することにより,住環境の整備に貢献したことが明らかになった。
収録刊行物
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- 住宅総合研究財団研究論文集
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住宅総合研究財団研究論文集 31 (0), 91-102, 2005
一般財団法人 住総研
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205297186560
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- NII論文ID
- 130006329698
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- ISSN
- 24239887
- 18802702
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可