精神障害者グループホームの運営実態と居住環境に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- A study of the residential environment and actual state in the mentally handicapped persons' group homes
説明
本研究は,誠意心象会社グループホームの運営実態と居住形態を把握し,グループホームの世話人からみた居住環境に対する意識・評価を明らかにすることを目的とする。研究の方法は,アンケートとインタビュー方式による全国調査を行い,126ホームから回答を得た。結果として,精神障害者グループホームの居住環境は多様であり,居室についてはプライバシーの確保が,交流室については利用状況に適した広さが必要とされていた。また精神障害者グループホームでは,入居者間で互いの障害を理解して仲間意識が形成され,プライバシーのある空間が入居者間の関係に好影響を与える一方,音漏れ等の環境的問題が入居者の状態に悪影響を及ぼしていた。
収録刊行物
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- 住宅総合研究財団研究論文集
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住宅総合研究財団研究論文集 32 (0), 225-236, 2006
一般財団法人 住総研
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205297504640
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- NII論文ID
- 130006329731
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- ISSN
- 24239887
- 18802702
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可