書誌事項
- タイトル別名
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- Utility of Surgical Hand Antisepsis Using Waterless Method
- Waterless シュジュツジ シュシ ショウドクホウ ノ ユウヨウセイ
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抄録
近年普及しつつあるアルコールラビング剤を用いた手術時手指消毒手技(ウォーターレス法)の有用性について,当院内の医療従事者38名を対象に評価を行った.まず,ウォーターレス法と院内で従来行われているスクラブ剤とアルコールラビング剤を用いた手術時手指消毒手技(2剤併用法)の消毒効果をグローブジュース法で比較した結果,手指菌数は消毒直後,消毒3時間後の何れの場合も消毒前より有意に減少していた.但し,両手技間の消毒効果を菌数の指数減少値(平均±SD)で比較したところ,消毒直後ではウォーターレス法が1.58±0.73,2剤併用法が1.24±0.76と両者の間には差を認めなかったが,3時間経過後ではウォーターレス法が1.98±1.26であったのに対して2剤併用法では0.87±0.63を示し,ウォーターレス法の方が持続効果で有意に優れていた.また,ウォーターレス法を習得した看護師を対象に調査したアンケートではウォーターレス法の印象が良好であったこと,および消毒1回あたりの費用を試算した結果から示唆された経済効果を考え合わせると,ウォーターレス法は手術時手指消毒の1手技として有用であることが示唆された.<br>
収録刊行物
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- 日本環境感染学会誌
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日本環境感染学会誌 25 (4), 217-222, 2010
一般社団法人 日本環境感染学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205298849792
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- NII論文ID
- 10027660734
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- NII書誌ID
- AA12313188
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- ISSN
- 18832407
- 1882532X
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- NDL書誌ID
- 10786718
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可