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- 吉田 真弥
- 鉱研工業株式会社
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- 高岡 貞夫
- 専修大学文学部環境地理学科
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- 森島 済
- 日本大学文理学部地理学科
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- COLLADO Mario B.
- フィリピン農業省
書誌事項
- タイトル別名
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- 2,500-Year Vegetation History Based on the Phytolith Record in Paitan Lake, the Central Plain of Luzon, the Philippines
- ショクブツ ケイサンタイ ブンセキ カラ ミタ ルソントウ チュウオウ ヘイゲン パイタンコ ニ オケル カコ オヨソ 2 500ネンカン ノ ショクセイ ヘンセン
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説明
ルソン島中央平原に位置するパイタン湖の湖底堆積物において植物珪酸体分析を行い,過去およそ2,500年間の植生変遷について検討した.本地域では,堆積物の上位よりゾーン1~5の局地植物珪酸体帯が認められた.すなわち,コゴンを中心とする草本植生が卓越したゾーン5(2,460~1,410年前),草本植生とともに針葉樹による植生が増加したゾーン4(1,410~1,240年前),コゴン以外の草本種から成る植生が成立し木本種による植生も増加したゾーン3(1,240~1,150年前),コゴンやそれ以外の草本から成る植生とゾーン3とは異なる木本植生が成立したゾーン2(1,150~350年前),木本植生が著しく減少し栽培イネが卓越するゾーン1(350年前~現在)の五つである.森林に乏しい現在の植生景観の成立には人間活動が深く関わっていると考えられる.また,ゾーン5においてコゴンの草原が卓越することは,乾燥化などの人間活動以外の要因の影響も考えうる.
収録刊行物
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- 地理学評論 Series A
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地理学評論 Series A 84 (1), 61-73, 2011
公益社団法人 日本地理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205299988352
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- NII論文ID
- 10028267984
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- NII書誌ID
- AA11591990
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- ISSN
- 21851751
- 18834388
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- NDL書誌ID
- 10954560
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可