栄養改善を目標とした運動障害性咀嚼障害患者への取り組み

  • 菊谷 武
    日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック

書誌事項

タイトル別名
  • Dental Practice aimed at nutritional improvement for the motor masticatory disturbance
  • エイヨウ カイゼン オ モクヒョウ ト シタ ウンドウ ショウガイセイ ソシャク ショウガイ カンジャ エ ノ トリクミ

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説明

高齢者の咀嚼障害を考えたとき,咬合不全や咬合崩壊が原因となる場合の他に咀嚼器官の運動障害が原因となる場合がある.このような咀嚼障害の場合には,運動障害を改善するアプローチは欠かせない.一方,脳の器質的ダメージの程度によっては十分に回復が見込めない場合や,徐々に進行する疾患が原因とした場合には,機能の悪化は避けられない.栄養をアウトカムとする歯科医療はこのような患者にも適応可能で,新しい歯科のあり方が見えてくる.

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