Einige Notizen über den Stil und die Konstruktion in Brochs <sub>"</sub>Die Schlafwandler“
Bibliographic Information
- Other Title
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- ブロッホ「夢遊の人々」の文体と構成についての覚え書
Description
ヘルマン•ブロッホの文学は認識に発し, 認識に還る。認識としての文学。彼は科学によっても除去されない認識の残りを, 非合理的な詩作の中に解決しようとして文学の道に入り, 1928-31年に最初の長編小説「夢遊の人々」を書いた。しかし, 彼の方法は, 余りにも合理的であった。彼の文学は, 非合理的な総体認識への合理的な接近, 非合理を精確な合理性へ移項する試みに終始した感じがする。「夢遊の人々」では, 事物との真の関係を見失い, 表現力を喪失した言葉に, 新しい象徴と比喩の力を付与する努力がなされる。それは, 言葉の新しい詩的接合, 文章の構成と文体の綜合である。ここでは, 精密な全体構造の考量が必要とされる。各個場面に適合した文体とリズムとテンポを選び, かつその綜合と全体の均斉を量ること, あらゆる表現形式を駆使して, しかもそれらがそれぞれ全体によって満たされているような合一を作り出すこと, 抒情的なものの流れを, 絶えず合理的なものの支柱によって支え, 総体に織り合わせること。この三部作の中では, これらの「新形式による新しい認識の獲得」の大胆な実験がなされている。
Journal
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- die Deutsche Literatur
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die Deutsche Literatur 31 106-114, 1963
Japanische Gesellschaft für Germanistik
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205300501632
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- NII Article ID
- 130003609365
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- ISSN
- 21870020
- 03872831
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- Data Source
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- JaLC
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
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