皮膚免疫機構を利用した金属アレルギー検査方法開発へのアプローチ

DOI Web Site 参考文献10件 オープンアクセス
  • 渡邉 恵
    徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部口腔顎顔面補綴学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Development of the new method of metal allergy testing

この論文をさがす

抄録

金属アレルギーは歯科治療を困難にする疾患のひとつである.特に補綴領域では,修復材料として日常的に金属を用いるため,金属アレルギー患者への対応が避けられない.<br> 我々は,これまでにニッケルアレルギー発症モデルマウスを開発し,分子細胞学的,病理学的なアプローチで病態解析を行い,ニッケルアレルギー発症部位の上皮下に存在する樹状細胞上で,MAPキナーゼ経路,特にMKK6/p38経路に活性化がみられることと,この経路の活性化を制御するとアレルギーの病態自体も制御できることを見出した.

収録刊行物

参考文献 (10)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ