腸型胆嚢腺腫の1手術例

書誌事項

タイトル別名
  • A OPERATED CASE OF INTESTINAL-TYPE ADENOMA IN THE GALLBLADDER
  • チョウ ガタ タンノウ センシュ ノ 1 シュジュツレイ タンノウ ニ オケル
  • WITH SPECIAL REFERENCE TO RELATIONSHIP BETWEEN EPITHELIAL TUMORS AND INTESTINAL METAPLASIA IN THE GALLBLADDER
  • 胆嚢における上皮性腫瘍と腸上皮化生との関連について

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説明

従来より筆者らは,胆嚢癌と腸上皮化生との間に密接な関連の存在することを指摘して来たが,今回は,腫瘍内に腸型吸収上皮,杯細胞,腸クローム親和細胞(EC細胞), Paneth細胞のみられる胆嚢腺腫の1例を呈示し,このような腸型腺腫構造の成り立ちについて検討した.その結果,おそらく炎症巣を基盤として発生した腺腫が,その発育と共に腸上皮方向に向う分化(化生)を示し,終局的に小腸粘膜に似た腫瘍形態を呈したものと推定した.

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