書誌事項
- タイトル別名
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- FIVE CASES OF LIVER CYST
- カン ノウシュ ノ 5レイ
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説明
教室では,最近10年間に肝嚢腫の手術を5例経験した.年齢は44歳より71歳にわたり平均62.0歳で,男女比は1:4で女子に多い.孤立性肝嚢腫は3例であり,多発性肝嚢腫は2例である.<br>腹部膨満感を2例に,上腹部痛は1例に認め,腹部腫瘤は4例に触知した.<br>診断は,肝機能検査,上部消化管透視,肝シンチグラム,腹腔動脈造影などの総合判断により可能であり, 4例に術前診断が可能であったが, 1例のみ術前診断が肝癌であった.<br>手術は3例に嚢腫摘除,肝葉切除などの積極的手術を行い,初期の2例に穿刺排液を行った.今後,肝臓外科の進歩により積極的手術が増加すると考える.
収録刊行物
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- 日本臨床外科医学会雑誌
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日本臨床外科医学会雑誌 40 (2), 259-263, 1979
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205304399232
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- NII論文ID
- 130003595370
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- NII書誌ID
- AN00198696
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- ISSN
- 21892075
- 03869776
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- NDL書誌ID
- 2083202
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可