関門海域における海上測位のためのリアルタイムGPSシステムの高度化と性能検証

  • 浜田 賢二
    社団法人 土木学会 運輸省港湾局技術課
  • 福森 利夫
    運輸省第四港湾建設局下関機械整備事務所 調査課
  • 中井 修
    社団法人 土木学会 運輸省第四港湾建設局
  • 林 忠夫
    古野電気 (株) 技術研究所 第3研究室
  • 清水 則一
    社団法人 土木学会 山口大学 工学部社会建設工学科
  • 中川 浩二
    社団法人 土木学会 山口大学 工学部社会建設工学科

書誌事項

タイトル別名
  • IMPROVEMENT AND VERIFICATON OF THE REAL-TIME GPS MARINE SURVEYING SYSTEM FOR THE KANMON STRAIT AREA
  • カンモン カイイキ ニ オケル カイジョウ ソクイ ノ タメ ノ リアルタイム

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説明

GPS海上測位技術を関門地区のほぼ全海域に普及させるため, 筆者らがこれまでに開発したGPS海上測位システムをさらに高度化し, その測位性能と信頼性の向上を図った.<br>高精度かつ確実なリアルタイム海上測位のためには, 基準局・移動局間の無線通信と整数値バイアスを決定する初期化の性能向上が不可欠であり, このために無線通信アンテナを改良するとともに通信エラー訂正機能を追加して無線通信システムを高度化し, また2周波方式オンザフライ初期化技術も導入した.<br>関門海域においてこの高度化実用測位システムの現地実験を行った結果, 高度化された測位性能, 現地への適用上問題となる関門橋の影響範囲等が明らかになった.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1996 (546), 63-75, 1996-09-20

    公益社団法人 土木学会

参考文献 (6)*注記

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