ソイルセメントグラウトの適用性に関する実験的研究

  • 貝沼 憲男
    東京電力 (株) 電力技術研究所土木グループ
  • 安田 登
    東京電力 (株) 電力技術研究所土木グループ 社団法人 土木学会
  • 神藤 健一
    前田建設工業 (株) 技術研究所
  • 小熊 登
    前田建設工業 (株) 技術研究所

書誌事項

タイトル別名
  • AN IN-SITU EXPERIMENTAL STUDY FOR APPLICATION OF SOIL-CEMENT GROUTING IN ROCK MASS
  • ソイルセメントグラウト ノ テキヨウセイ ニ カンスル ジッケンテキ ケンキュウ

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抄録

岩盤を対象とした止水工事の一種であるグラウチング工事の合理的かつ経済的な方法の確立が必要となっている. そこで, 我々はセメントにダム建設地点近傍に分布する自然発生材である土質材料 (細粒分の多いロームや粘土) を添加したグラウト (以下ソイルセメントグラウトと呼ぶ) を利用し, セメントの一部置換によるコスト削減と, 土質材料を使用することによるブリーディング防止や浸透性向上等のグラウトの品質向上とを目標に一連の研究を行った.<br>そのうち本論文は, 室内実験から提案したソイルセメントグラウトの配合・計画方法を実際の岩盤を対象に適用し現場注入実験を行い, その有効性を検証したものである.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2000 (644), 149-159, 2000-03-20

    公益社団法人 土木学会

参考文献 (16)*注記

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