浸透層内における目詰まり原因物質の抑留量の推定方法の検討

  • 平野 文昭
    社団法人 土木学会 清水建設株式会社 技術研究所
  • 神野 健二
    社団法人 土木学会 九州大学 工学部附属環境システム科学研究センター
  • 船岡 基
    社団法人 土木学会 清水建設株式会社 土木東京支店
  • 百田 博宣
    社団法人 土木学会 清水建設株式会社 技術研究所

書誌事項

タイトル別名
  • MODELING OF CLOGGING IN POROUS MEDIA AND DESIGN FOR AN ARTIFICIAL GROUNDWATER RECHARGE

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説明

本論文では, 目詰まりの進行過程の予測方法を確立するために, まず実験に用いた地下水中の目詰まり原因物質が鉄の水和酸化物であることを特定するとともに, 目詰まり現象を表す数学モデルについて検討している. 次に, 鉄の水和酸化物を含む懸濁溶液を用いた室内カラム浸透実験に対して数学モデルを適用し, 流量および抑留量に関する評価指標により数学モデル中の抑留パラメーターの推定が可能であることを示している. 最後に, 目詰まり原因物質の濃度を減らすための限外ろ過膜などを用いた人工涵養の計画フローについて提案している.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1998 (610), 125-134, 1998-12-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (5)*注記

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