地震動が軸直角方向に作用する場合のシールドトンネルの模型振動実験とその応答解析

  • 何 川
    社団法人 土木学会 早稲田大学大学院 理工学研究科建設工学専攻
  • 小泉 淳
    社団法人 土木学会 早稲田大学 理工学部土木工学科

書誌事項

タイトル別名
  • SHAKING TESTS AND DYNAMIC BEHAVIOR ANALYSES IN LONGITUDINAL DIRECTION OF SHIELD TUNNEL UNDER TRANSVERSE SEISMIC FORCE
  • ジシンドウ ガ ジク チョッカク ホウコウ ニ サヨウ スル バアイ ノ シールドトンネル ノ モケイ シンドウ ジッケン ト ソノ オウトウ カイセキ

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抄録

本論文は地震動がシールドトンネルの軸直角方向に作用する場合を対象に, 模型振動実験を行い, この結果と広義の応答変位法による解析結果とを比較して, トンネルの振動特性, トンネルと地盤との相互作用, トンネルの構造モデルの妥当性等を検討したものである. 模型振動実験は, 不整形地盤中にトンネルが構築された場合を対象にして, 実物のシールドトンネルをその縦断方向の構造特性を基に, 相似則を用いてモデル化した上で. トンネル全体の剛性の違いによる挙動に着目して行った. 一方解析には, 筆者らの提案しているシールドトンネルの縦断方向の構造モデルを用いて, これに広義の応答変位法を適用した. 解析に用いた入力変位は三次元動的FEMと重複反射理論との2通りの方法により算出している.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1999 (624), 145-164, 1999-06-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (4)*注記

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参考文献 (41)*注記

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