書誌事項
- タイトル別名
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- MECHANISM OF CHLORIDE-INDUCED CORROSION ON MAIN REBARS AND STIRRUPS NEAR BENDING CRACKS
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説明
曲げひび割れの発生した鉄筋コンクリート梁を対象とし, 塩化物腐食形成機構と腐食速度に関する実験的検討を行った. 特長として, 1. 曲げ載荷によるひび割れの導入, 2. 主鉄筋は基よりスターラップも考慮したこと, 3. マクロセル腐食電流とミクロセル腐食電流を区別した測定, が挙げられる. 屋内実験と屋外実験を行った. 屋内実験では, 1. 単一の主鉄筋に着目した既往の研究の整理, 2. 単一のスターラップに着目した実験的検討, 3. 主鉄筋とスターラップを共に考慮した実験的検討を行った. さらに, 4. 鉄筋コンクリート梁供試体を用いた屋外実験を行い, 屋内実験の結果を検証した. その結果, ひび割れ近傍の腐食におけるスターラップの重要性, ひび割れが腐食形成機構と腐食速度に及ぼす影響が明らかになった.
収録刊行物
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- 土木学会論文集
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土木学会論文集 1999 (627), 161-177, 1999-08-20
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205309134208
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- NII論文ID
- 130003801410
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- ISSN
- 18827187
- 02897806
- http://id.crossref.org/issn/02897806
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可