弾性拘束を必要とする長大斜張橋の橋軸方向ばね定数設定に関する一考察

  • 米田 昌弘
    社団法人 土木学会 川田工業 (株) 技術本部振動研究室

書誌事項

タイトル別名
  • A CONSIDERATION ON SEISMIC RESISTANT DESIGN OF LONG SPAN CABLESTAYED BRIDGES WITH LONGITUDINALLY ELASTIC SUPPORT CONDITIONS
  • ダンセイ コウソク オ ヒツヨウ ト スル チョウダイ シャチョウキョウ

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抄録

斜張橋の長スパン化に伴い, 現在では橋軸方向ばねを設置して, 地震時における桁端部の水平移動量や塔基部曲げモーメントの穏和を図る方法が定着しつつある. 本文は, 中央支間長800mの長大斜張橋を対象として, 水平ばねの設置によって遊動円木振動が主桁の逆対称振動と接近した場合の影響を, 地震応答解析を実施して検討している. そして, 長大斜張橋の水平ばね定数設定に関し, 耐震設計上留意すべき有用な知見を報告している.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1992 (453), 181-184, 1992-09-20

    公益社団法人 土木学会

参考文献 (1)*注記

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