コンクリートの破壊進行領域の性状に及ぼす骨材寸法の影響

  • 大塚 浩司
    社団法人 土木学会 東北学院大学 工学部土木工学科
  • 勝部 宏明
    社団法人 土木学会 宮城県黒川高等学校

書誌事項

タイトル別名
  • INFLUENCES OF AGGREGATE SIZE ON THE BEHAVIOR OF FRACTURE PROCESS ZONE IN CONCRETE
  • コンクリート ノ ハカイ シンコウ リョウイキ ノ セイジョウ ニ オヨボス

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抄録

骨材の最大寸法を種々に変えたコンクリートで製作した供試体を引張り載荷し, 切欠き先端近傍の内部をX線造影撮影法を用いて調べる実験を行った結果, 微細ひび割れ群からなる破壊進行領域が発生・伸展する状況の検出に成功した. さらに, 破壊進行領域の幅は, 骨材の最大寸法の増加に応じて広がること, 破壊進行領域で消費される単位体積当たりの破壊エネルギー値は骨材の最大寸法に関わらずほぼ一定となることなどを明らかにした.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1993 (478), 109-116, 1993-11-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (9)*注記

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参考文献 (1)*注記

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