書誌事項
- タイトル別名
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- A STUDY ON STRAIN AGING OF COLD WORKED STRUCTURAL STEEL AND ALLOWABLE COLD WORKING RADIUS
- レイカン カコウ オ ウケタ コウゾウヨウ コウザイ ノ ヒズミ ジコウ ト
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説明
本研究は, 各種の構造用鋼材に対して歪時効を発生させ, その後, シャルピー試験を行って, 歪時効によるシャルピー吸収エネルギーと遷移温度の変化を実験的に検討したものである. 橋梁における冷間曲げ加工半径は, 塑性歪を受けた鋼材の歪時効脆化を防止する観点から, 板厚の15倍以上とすることが規定されてきた (3%の塑性歪以下に対応). 本研究では, 最近の構造用鋼材を対象として歪時効脆化の実験を行い, 許容される冷間曲げ加工半径の検討を行った. その結果, 従来の許容値 (3%) より大きな塑性歪 (7.5%~10%) を与えても, 必要な靱性が確保されることが明らかになった. そこで, 鋼材のシャルピー吸収エネルギーレベルに応じた冷間曲げ加工半径の許容値を提言するものである.
収録刊行物
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- 土木学会論文集
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土木学会論文集 1997 (570), 153-162, 1997-07-21
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205310400384
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- NII論文ID
- 130003982700
- 10004541045
- 10001837052
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- NII書誌ID
- AN10014020
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- ISSN
- 18827187
- 02897806
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- NDL書誌ID
- 4266198
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可