詳細調査に基づく被災RC橋脚損傷度の定量的評価

  • 幸左 賢二
    社団法人 土木学会 九州工業大学 建設社会工学科
  • 曽根 英樹
    社団法人 土木学会 阪神高速道路公団 京都建設事務所
  • 中田 恒和
    社団法人 土木学会 八千代エシジニアリング (株) 大阪支店
  • 田坂 幹雄
    社団法人 土木学会 大林組 (株) 土木設計部

書誌事項

タイトル別名
  • QUALITATIVE EVALUATION OF EARTHQUAKE-DAMAGED RC PIERS
  • ショウサイ チョウサ ニ モトヅク ヒサイ RC キョウキャク ソンショウド ノ テイリョウテキ ヒョウカ

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抄録

震災により大きな被害を生じた阪神高速3号神戸線RC橋脚を対象に詳細調査により損傷度を定量的に評価した. その結果, 地中部に新たに多くのBランク損傷が発見された. また, As, Aランク橋脚のうち, 段落としを有する橋脚は72基あり, すべて段落とし部で損傷するとともに, せん断耐力相当加速度も306galとB1ランク以下の353galよりもかなり小さかった. そして, As, Aランクで段落とし無しにも関わらず中間部で損傷した11基はせん断耐力曲げ耐力比が1以下で, せん断耐力相当加速度も327galとB1ランク以下の397galに比べて小さいことが明らかとなった.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2000 (648), 179-190, 2000-05-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (8)*注記

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