書誌事項
- タイトル別名
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- SUTUDY ON BEHAVIOR RUDITAPES PHILIPPINARUM IN HYPOXIC AND ANOKIC WATER
- ヒンサンソ ・ ムサンソカ シタ カイスイチュウ デ ノ アサリ ノ コウドウ ニ カンスル コウサツ
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説明
貝殻にセンサーを装着し,無酸素環境下でのアサリの行動を連続的に観測した結果,(1)貝殻の開閉距離波形からアサリの行動を4種類に区分することができた.アサリを24時間,無酸素環境中に置くと,異常行動を示すようになり,酸素が十分にある海水中にアサリを戻しても,正常な行動へと戻ることはなかった.無酸素化の影響は,短期間では回復せず,累積することがわかった.ろ水速度は一旦低下するものの,酸素のある環境下に3日間置かれると,ろ水速度は回復した.大阪湾湾奥御前浜の浅場では,年中断続的に貧酸素化し,アサリは貧酸素,無酸素化に応じて,室内実験と同様の行動パターンを示していた.硫化水素が発生した時には,貝殻を閉じ,軟体部に硫化水素が触れることを避けるような行動を示し,その後も生残していた.
収録刊行物
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- 土木学会論文集B2(海岸工学)
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土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_1363-I_1368, 2015
公益社団法人 土木学会