地震と津波重畳時における防波堤への加振周波数の影響に関する研究

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タイトル別名
  • INFLUENCE OF SHAKING FREQUENCY ON A BREAKEWATER DURING EARTHQUAKE AND TSUNAMI SUPERPOSITION
  • ジシン ト ツナミ チョウジョウジ ニ オケル ボウハテイ エ ノ カシンシュウハスウ ノ エイキョウ ニ カンスル ケンキュウ

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抄録

2011年3月11日に発生した,東北地方太平洋沖地震津波では,震源のマグニチュードは9.0と我が国でも最大クラスの大きさの海溝型地震であった.この時に発生した,津波によって多くの防波堤が被災した.津波は,第一波来襲時から最大高さの波を確認するまでに,短いところでは数分,長いところでは何時間もかけて津波が来襲する.その津波が防波堤を越流している時にも,余震の影響が防波堤に作用している可能性が考えられるが,地震と津波が重畳した時に防波堤にどのような影響を与えるかが明確にはわかっていない.そこで,本研究では,地震と津波の重畳現象を再現できる大規模水路を用いて,周波数の違いによる影響と,マウンドの変形の有無による違いについて,明らかにすることを目的とした.

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