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- 古山 英二
- 日本橋学館大学人文経営学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Behavioral (Psychological) Economics and Neuroscience
- コウドウ シンリ ケイザイガク behavioral economics ト ノウ カガク
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説明
新古典派経済学理論の三大前提条件、即ち完全競争、情報の対称性、行為者の合理性のうち、最後の前提条件は、経済学以外の分野からの批判はあっても、経済学自身の側からの批判はなかった。2002年のアルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞受賞者の一人、ダニエル・カーネマンは一貫して経済行為者の非合理性に関する理論を提唱し、彼の理論を裏付ける実験を行ってきた。カーネマンによれば経済行為は合理性よりも直感に依拠する場合が多いという。本論文はカーネマンの理論と実験の内容を短くレヴィユーした後、カーネマンの見解を直近の脳科学(neuroscience)、特にジェラルド・エーデルマンによって提唱されている神経細胞群選択説を参考にしつつ、吟味するものである。
収録刊行物
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- 日本橋学館大学紀要
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日本橋学館大学紀要 7 (0), 67-80, 2008
学校法人 開智学園 開智国際大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205322162816
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- NII論文ID
- 110006807862
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- NII書誌ID
- AA11631982
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- ISSN
- 18842518
- 13480154
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- NDL書誌ID
- 9423673
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可