書誌事項
- タイトル別名
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- Are Pleasure and Repetition Useful for Consolidation of Memory? : Consideration on the Efficient Program for Learning Foreign Language
- 「 タノシサ 」 ト 「 ハンプク レンシュウ 」 ワ キオク キョウカ ニ ヤクダツ カ? : ガイコクゴ ガ ミ ニ ツク ガクシュウ ホウホウ ニ ツイテ カンガエル
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説明
効率よく英語学習をするためには,楽しさと反復練習が重要と考えられている。しかし,最近の研究を概観すると,必ずしもその2つの要素が無条件に役に立つとは言えないことがわかってきた。楽しさが高まることで,楽しさに関わる中心的寧項の記憶は促進されるが,細かい点については忘れてしまうという問題が生じる。作業記憶が働くためには落ち着きが必要であり,楽しむにしても,穏やかな楽しさが大切である。 また,言葉の記憶のためには反復練習が大切と考えられているが,反復練習することで学習に対する飽きが生じたり,反復練習で記憶が定着しないという問題が指摘されている。最近の研究で分かってきたことは, 記銘することよりも,思い出すこと(想起)の方が記憶の定着に役立つということである。始めに新しい言葉を勉強したら,後で繰り返し思い出す方法が良いのである。自然な言語獲得においても,言葉を想起して使用することが中心になっている。そこで,教室での想起を中心とした外国語学習の方法を提案した。
収録刊行物
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- 植草学園大学研究紀要
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植草学園大学研究紀要 5 (0), 47-56, 2013
学校法人 植草学園大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205323543936
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- NII論文ID
- 110009614313
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- NII書誌ID
- AA12412714
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- ISSN
- 2433555X
- 18835988
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- NDL書誌ID
- 024805885
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
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