書誌事項
- タイトル別名
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- El imperativo en las oraciones concesivas
- ジョウホセツ ニ オケル メイレイホウ ノ シヨウ ニ ツイテ
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説明
本研究では、aunque によって導かれる譲歩節中で命令法が使用された構文について扱う。第一に統語的観点から、なぜこのような形式が可能となるのかという問題について考察し、当該の構文では主節に対する aunque 節の従属度が低下しているためであるという結論に至る。第二に意味・語用論的観点から、どのような発話意図によってこの形式が使用されるのかという点について扱い、先行する主節の発話に対する補足的情報として aunque 節を発話することで、主節の内容から聞き手がおこなうであろう推論を取り消す意図があり、さらに命令法による相手への行為要求を和らげる機能を有することを論じる。
収録刊行物
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- HISPANICA / HISPÁNICA
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HISPANICA / HISPÁNICA 2014 (58), 23-43, 2014
日本イスパニヤ学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205325551104
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- NII論文ID
- 130005150583
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- NII書誌ID
- AN1027893X
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- ISSN
- 18840574
- 09107789
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- NDL書誌ID
- 026010317
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可