D.F.T.型紡毛リング精紡機の研究

書誌事項

タイトル別名
  • Studies on Woollen Ring Frame, Type D. F. T
  • D.F.T.カタ ボウモウ リングセイボウキ ノ ケンキュウ 2
  • Part 2; Balloon Control Ring
  • (第2報) バルーン コントロール リングについて

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抄録

研究目的<BR>紡毛リング精紡機のパッケージ量の増大を目的とした, D.F.T.型紡毛リング精紡機 の33/4inリング径, 12inリフトに対し, 紡糸張力の減少とコッピングによる張力変動のコントロールのためのセパレータリング, アンチノードリングの取付位置並びに相対作動法に関し, 紡糸張力を観察し究明した.<BR>研究結果<BR>1.セパレータリングの適正な使用によっては, 20~33%範囲に張力レベルを減少せしめ得る.又張力変動は30~50%減少できる.<BR>2.セパレータリングにアンチノードリングを併用した場合, 更に最大35%張力レベルを, 30%程度張力変動を制御可能である.これら2個のコントロールリングはストレッチに対し, 等比運動をとり得る.

収録刊行物

  • 繊維機械學會誌

    繊維機械學會誌 10 (7), 558-570, 1957

    社団法人 日本繊維機械学会

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