前立腺癌に対して緩和的尿道ステント術を行った犬の1例

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タイトル別名
  • A case of palliative urethral stenting for canine prostatic carcinoma

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シーズー、去勢雄、9才が、排尿困難を主訴として来院した。カテーテル吸引による病理組織検査では前立腺癌で進行度はT3N1M0であった。緩和治療として、尿道ステント設置術を実施し、排尿後に失禁を認めることはあったが自力排尿が可能となった。術後90日目に死亡するまで排尿障害は認められなかった。尿道ステントは最小限の侵襲であり、尿路閉塞を伴う悪性腫瘍に対する緩和的治療として有用であると考えられた。

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