生体に対する放射線影響と緑茶の飲用による防護効果の可能性
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- 物部 真奈美
- 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Radiation Effect and Possibility of Protective Effect by Green Tea Consumption
- セイタイ ニ タイスル ホウシャセン エイキョウ ト リョクチャ ノ インヨウ ニ ヨル ボウゴ コウカ ノ カノウセイ
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説明
放射能汚染による生体影響で危惧される影響の1つに「がん」がある。遺伝子異常の蓄積の結果,発がんに至ると考えられており,できる限りがんリスク要因を減らすことが重要である。また,生体は障害を防ぐ機構を備えており,その機能低下を防ぐことも重要であると考えられる。 <br>報告されている放射線を用いた研究結果からは,緑茶の飲用による放射能汚染からの明確な防護効果を見出すことは難しい。しかし,これまでに報告されている緑茶の飲用による生体内抗酸化能の増加や免疫系への作用を考えると,緑茶の飲用が,個々が持っている障害への抵抗力を増加し,ひいては発がん抑制機構の一部を補助する可能性のあることが期待できる。期待できるといっても,緑茶を飲めば「がん」やその他病気にかからないということではなく,数あるリスクのうちのいくつかを減らす可能性があるとまでしかいえないのが現状である。
収録刊行物
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- 茶業研究報告
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茶業研究報告 2012 (113), 113_1-113_9, 2012
日本茶業学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205336713600
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- NII論文ID
- 130005106988
- 40019374489
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- NII書誌ID
- AN00143344
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- ISSN
- 1883941X
- 03666190
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- NDL書誌ID
- 023869937
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可