グラスファイバー補強ハイブリッド型レジンの曲げ強さに及ぼす繰返し衝撃荷重と浸漬温度の影響

  • 黒田 聡一
    日本歯科大学生命歯学部歯科補綴学第2講座
  • 新谷 明一
    日本歯科大学生命歯学部歯科補綴学第2講座 トゥルク大学歯科補綴学生体材料学講座
  • 中曽根 祐司
    東京理科大学工学部機械工学科計算個体力学研究室
  • 新谷 明喜
    日本歯科大学生命歯学部歯科補綴学第2講座

書誌事項

タイトル別名
  • The effect of water temperature and cyclic impact load on bending strength of glass fiber-reinforced hybrid resin
  • グラスファイバー ホキョウ ハイブリッドガタ レジン ノ マゲ ツヨサ ニ オヨボス クリカエシ ショウゲキ カジュウ ト シンセキ オンド ノ エイキョウ

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抄録

本研究は,グラスファイバー補強ハイブリッド型レジンの曲げ強さに及ぼす試験環境下での水温(37℃, 55℃)における繰返し衝撃荷重(100N,200N,300N)を負荷した影響を明らかする目的で,繰返し衝撃による3点曲げ荷重を最大50万回負荷し,破断にいたるまでの破断繰返し数,50万回衝撃荷重負荷後の未破断試験片数および,未破断試験片の残存曲げ強さを求めた.その結果残存曲げ強さは,衝撃負荷荷重100N,37℃では平均634.0MPa,55℃では平均636.0MPaとなった.負荷荷重200N, 300Nでは繰返し数50万回以下ですべての試験片が破折した.最大負荷荷重が増加し,浸漬温度が上昇するに従って,破断繰返し数は減少し,繰返し衝撃荷重による疲労が認められた.

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参考文献 (37)*注記

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