瘢痕・ケロイドに対する治療

  • 吉龍 澄子
    独立行政法人国立病院機構大阪医療センター形成外科
  • 吉田 謙
    独立行政法人国立病院機構大阪医療センター放射線治療科/臨床研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • Postoperative Radiotherapy for Keloids ; Electron Beam Radiotherapy (EBRT) and High-Dose-Rate Interstitial Brachytherapy (HDR-ISBT)
  • ~われわれの放射線治療の使い分け~
公開日
2012
DOI
  • 10.11310/jsswc.3.72
公開者
一般社団法人 日本創傷外科学会

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説明

ケロイドの切除後照射療法は,おもに電子線による外照射と小線源による組織内照射の 2 つの方法がある。われわれは症例に応じて使い分け良好な結果を得ている。<BR>切除後照射を行うのは原則として前胸部,恥骨上部,肩関節周囲の症例である。その他の部位では真性ケロイドのある症例や,再発例,患者の強い希望のある場合に照射を行う。平坦で下に骨組織のある部位や,皮弁の場合は外照射のよい適応になる。一方,複雑な曲面や再発症例などは組織内照射が適している。<BR>1 年以上経過観察したケロイド・瘢痕切除症例は 51 例,64 部位であったが,このうち 13 例,19 部位に術後照射を行っている。外照射は 15Gy (3分割),組織内照射は 12~24Gy (2~4 分割) で照射した。照射例 19 部位中 2 例で再発した (10.5%) が,これは真性ケロイドに対して組織内照射 12Gy (2 分割) した症例であった。部位や病因に応じて照射方法や線量のさらなる検討が望まれる。

収録刊行物

  • 創傷

    創傷 3 (2), 72-81, 2012

    一般社団法人 日本創傷外科学会

被引用文献 (1)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205338655872
  • NII論文ID
    130004552974
  • DOI
    10.11310/jsswc.3.72
  • ISSN
    1884880X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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