困難事例をチームで振り返る—その方法

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  • 省察的実践家入門(第6回)困難事例をチームで振り返る--その方法
  • セイサツテキ ジッセンカ ニュウモン ダイ6カイ コンナン ジレイ オ チーム デ フリカエル ソノ ホウホウ

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抄録

 Reflective Practitionerとしての姿勢はとりわけ困難事例において発揮される. 困難事例の問題解決に定石はなく、そこに携わるメンバーにとって多大な精神的ストレスを受けることがある. とはいえ、目の前の困難事例に何らかの方針を立てながらよりよいケアを模索するためには、困難事例に対する「チームとしての問題解決能力」を高めることが欠かせない. そこには、日常的なケアとは異なる視点でのアプローチが求められ、安定化させることを目標とする、布石を打つ、見捨てない、援助者としてのバランス、全体を俯瞰する、の5つのポイントが有用となる. また、振り返りを行い、「チームとしての学び」の定着を有効にしていくためにはチームマネジメントの視点が重要であり、No Blame Cultureの醸成が欠かせない.

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参考文献 (6)*注記

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