書誌事項
- タイトル別名
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- Progress in Speech and Audio Coding
- −線形予測分析の貢献
- −Role of Linear Prediction
説明
多様な信号処理の全般で重要な役割を果たしている線形予測分析技術の利用の観点で,音声音響符号化技術の進展を紹介する.開発当初から線形予測分析による合成フィルタは音声生成の声道モデルと親和性が高く,音声合成や電話音声に特化した音声符号化で広く使われてきた.一方,現在普及している典型的な音響符号化には線形予測符号化技術が使われていないが,低ビットレート化,音声音響統合符号化の要請に合わせて,スペクトル包絡を効率的に表現する手法として広く使われるようになった.これらの経緯を説明し,あわせて最近実用段階にあるロスレス音響符号化MPEG-4 ALS,携帯電話用の符号化3GPP EVS について紹介する.
収録刊行物
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- IEICE FUNDAMENTALS REVIEW
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IEICE FUNDAMENTALS REVIEW 10 (4), 246-256, 2017
一般社団法人 電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205342512640
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- NII論文ID
- 130005530453
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- ISSN
- 18820875
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可