行動経済学の金融教育への応用の重要性
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- 福原 敏恭
- 金融広報中央委員会事務局 企画役
書誌事項
- タイトル別名
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- Increasing Need for Incorporating Behavioral Economics into Financial Education Program Design
説明
2008年秋のリーマン・ブラザーズの経営破綻に伴う金融危機の発生以降,海外では,金融教育の重要性を再認識し,量的拡大のみならず,教育効果の向上など質的な改善にも積極的に取り組んでいる.中でも近年著しい発展を遂げている行動経済学に基づいて消費者の金融行動を分析し,そこから得られる知見を金融教育にフィードバックすることで,教育効果の向上を図ろうとする動きが拡大してきている.本稿ではこのような海外の動向に着目し,行動経済学の金融教育への応用の重要性について論じたい.
収録刊行物
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- 行動経済学
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行動経済学 5 (0), 157-161, 2012
行動経済学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205345649280
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- NII論文ID
- 130004554914
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- ISSN
- 21853568
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可