「子どもの主体性を育む援助のあり方を考える」 愛隣幼稚園の保育 (2)

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書誌事項

タイトル別名
  • Study on Support for Independence of Children : Childcare of AIRIN Kindergarten No2
  • コドモ ノ シュタイセイ オ ハグクム エンジョ ノ アリカタ オ カンガエル : アイ リン ヨウチエン ノ ホイク(2)
  • 子どもの多様な学びの機会を保障する法律づくり
  • コドモ ノ タヨウ ナ マナビ ノ キカイ オ ホショウ スル ホウリツズクリ

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説明

要旨:保育者の援助はいろいろあるが、保育の中で何を育てようとしているかによって、その方法は違ってくる。合理主義・効率主義・結果重視などの社会的風潮が、子どもの生活にも影響を及ぼし、子どもが思う存分遊ぶ時間を奪ってしまったり、効率よく教えることを重視しすぎたりしてはいないだろうか。平成22年度から23年度にかけて植草学園大学の共同研究(「障害のある子を含む保育をどう進めるか?」)に参加し、「子どもの遊びと保育者の援助」について考えてきた。「子ども一人ひとりが輝く保育」を目指している愛隣幼稚園での保育について、子どもの遊びの変化から保育者の援助について調べてきた。今回はその研究の延長として、保育者の思いや願いが、子どもの主体性を促すことに繋がっていることを実践記録から考察した。その結果子どもの傍らにいて遊びを見守ってあげることや、仲間との関係を構築できるように行う保育者の間接的援助が、子どもの主体性を促していることを再確認した。今後「保育内容演習(表現)」の授業においてどのように反映してかを検討課題としたい。

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