橋梁構造物に入射する津波の時系列波形とその類型化

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タイトル別名
  • CLARIFICATION OF TSUNAMI WAVEFORMS ACTING ON A BRIDGE STRUCTURE SUBJECTED TO THE 2011 OFF THE PACIFIC COAST OF TOHOKU EARTHQUAKE TSUNAMI
  • Development of Damage Functions on Road Infrastructures Subjected to Extreme Ground Excitations by Analyzing Damage in the 2011 off the Pacific Coast of Tohoku Earthquake

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抄録

本研究では,東北地方太平洋沖地震において津波作用を受けた桁橋構造の112橋梁を対象に津波シミュレーションを行い,これにより得られた浸水高の時系列波形の水面上昇率を基に類型化を行った.これにより全橋梁の74%が水面上昇率2.0 m/min未満の領域に存在した.また,分析対象橋梁位置での水面上昇率と津波伝播の過程における海域及び陸域勾配との関係を分析した.水面上昇率が5.0 m/min以上の津波が発生するには平均海域勾配がおよそ0.01(1/100) rad以上となり,また平均陸域勾配がおよそ0.05(5/100) rad以上でなければならないことが示唆された.最後に津波波面形状と津波の時系列波形の関係を分析した.

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