書誌事項
- タイトル別名
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- BASIC STUDY ON THE EFFECT ON THE CABLE STAYED BRIDGE COLLIDED BY LARGE DRIFTING SHIP BY NANKAI TROUGH QUAKE
抄録
近い将来,南海トラフ地震が高い確率で発生することが予想されており,このような大地震に対する防災・減災対策の必要性が高まってきている.東北地方太平洋沖地震による被災経験からわかるように,大規模プレート型地震による被害としては,地震の揺れによる被害だけでなく,地震後に発生する津波による被害に対しても想定しておかなければならない.<br> 本検討では,南海トラフ地震発生後に生じる津波による被害の一つである漂流船舶と橋梁の衝突に関する検討を行うこととし,船舶と橋梁の衝突解析を行った.検討の中では,評価することが難しいとされてきた衝突現象を橋梁分野において広く一般的に用いられる骨組み解析により算定することで,船舶の衝突が橋梁に与える影響について定量的な評価を行った.本稿では,この検討結果について報告を行う.
収録刊行物
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- 土木学会論文集A1(構造・地震工学)
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土木学会論文集A1(構造・地震工学) 71 (4), I_448-I_458, 2015
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205350638080
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- NII論文ID
- 130005100265
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- ISSN
- 21854653
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可