書誌事項
- タイトル別名
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- STUDY ON A NEW TYPE OF SIDE BLOCK FOR CONTROLLING SEISMIC DAMAGE OF BRIDGE BEARING
説明
近年の地震では,橋梁支承のサイドブロックの損傷が多く確認されている.破断した取付ボルトや取付ボルトの破断によって脱落したサイドブロック本体が高架下に落下すると第三者被害を引き起こす恐れがある.このようなリスクを回避するための対策として,著者らは,サイドブロック凸部の塑性挙動を利用して,取付ボルトの破断などの脆性破壊を生じさせない新たな損傷制御型サイドブロック(DCSB)の研究を行った.検討では,DCSBの凸部形状および取付ボルトの配置方法の提案を行った上,実大DCSB供試体に対して静的載荷実験および動的加振実験を実施し,DCSBの耐荷性能や損傷の制御が設計通りであることを確認した.また,動的加振実験結果に基づき,DCSBの塑性変形の進展に伴う橋梁上部構造の動的特性の変化も明らかにした.
収録刊行物
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- 土木学会論文集A1(構造・地震工学)
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土木学会論文集A1(構造・地震工学) 74 (2), 214-228, 2018
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205351554944
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- NII論文ID
- 130006743054
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- ISSN
- 21854653
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可